FC2ブログ

最近のラップの音楽など

STUTS"Pushin'"


1.Introduction -Pushin'-
2.Renaissance Beat
3.Furious feat.Campanella & KID FRESINO
4.Shadow feat.JJJ, KID FRESINO & DJ Scratch Nice
5.Treasure Box
6.Called Game feat.K.Lee & 呂布カルマ
7.Pushin'
8.Special Day feat.CHIYORI
9.Poolside
10.Sail Away feat.Alfred Beach Sandal
11.Cosmic Journey
12.5th Dimensional Trip
13.夜を使いはたして feat.PUNPEE
14.Rock The Bells feat.KMC


STUTS - Furious Feat. Campanella & KID FRESINO


 とにかくどなたであろうとも「デビューアルバム」ってのはドキドキしませんかね。去年もそうだったし、今までもそうだったんだけどデビュー買いをぼちぼちやっております。STUTSって方は、デビューするってタイミングで初めてその名前を認識して、トラック名から曲をYouTubeなどで検索すると、そこにすでに「再生済み」のチェックが入っていたりして「じゃあ買うか」ってことで買ってみました。
 例によって動画サイトで上げた曲群がぼちぼちと評判を呼んで、音源リリースに至ったというパターンなので、ゲストMC陣がやたらと豪華です。
 ジャジー、ラグジュアリー、ウェッサイな風味のヒップホップトラックとインスト群で一貫していて、デビュー盤とは思えないほど老成している印象です。もっといろいろ欲張りに見せるのかと思いきや、「こういうリラックス系のトラックが好きで作りたいっす」という主張がキラリと光る。当然、トラックメイカーのアルバムなので、アルバム全体ではラップとその言葉よりは、音色の一貫性でぼんやりと聴けてただ気持ちいいという、手堅い出来になっていると思った。ラップの入った曲なら「Called Game feat. K.Lee, 呂布カルマ」はトラックのパーティー感とドファンクさが二人のラッパーとの相性がとてもいいです。
 終盤の「夜を使い果たして Feat. PUNPEE」なんかもかなりいい。前者はリラックス系ピアノループに自然体なラップと歌のPUNPEEの客演が光ります。歌詞を読んだら、ラッパーの前にPUNPEEって人は詩人なんだなあ、と思わされます。全部読んでも何書いてあるかわからないのに、「何かを見ながら書いている」という実在感の強さが、言葉よりも先に立ってくる。トラックと、それらの歌詞に飲まれたあとに、追いかけて意味をかみ砕く作業に入るわけです。こういう経験をしたくて音楽聴いてるのよなあ。本当に無理やりその内容を書くと「夜を使い果たしていろいろ話してたら、明日がなんか楽しいものになる気がしてきたよ」という内容。踏まえて聞き直しているけど、泣きそうです。
 次の「Rock The Bells Feat. KMC」もラス曲にふさわしい、80sダンスナンバーぽいややダサなトラックに、ストレートに音楽の信頼を歌うこれまたややダサなラップがとても合う。きっちり音楽への信頼でアルバムを占めていることが頼もしいし、聴いていてうれしい。正直、全部聴いた後少し物足りなさはあるんだけど、ラスト2曲に心振るわされたくて聴いてしまうアルバムだと思います。

まとめて数枚の感想書こうと思ってたのに、1枚目で思ったより文量が出たので他は後日に書こうと思います(書ける気がしない)。

コメント


管理者のみに表示

トラックバック