FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いけにえと雪のセツナの感想



 とりあえずクリアまで、ていうか、ある程度やりこみ要素もやった(完璧ではないけども)。シナリオが少し未消化なので、もう一周くらいやろうかと考え中。普通にプレイすれば20時間ほどで終わるので、特にやるゲームがない今だとありがたい。
 戦闘シーンのBGMを除いて、基本的にピアノで構成された音楽やら、全編雪国のフィールドなんかが特徴。あと、「かつての有名RPGを踏襲する」という目的であらかじめ作られているので、魔法の名前、操作法なんかはなじみ易い。その上で、法石システムとそのランダム性で、一応このゲームとしての特色も出ている。値段はボリュームを反映して新品4800円。いつも思うけど、時間で割れば240円/hで暇つぶしできてるわけで、ゲームのコストパフォーマンスて高いといつも思う。
 じゃあこのゲームが面白かったのかというと、悩ましいところ。ゲームとしてはなんとなく始めて、普通に理解すればクリアすることは可能だし、詰まる程度に難易度が高いところもある。僕がゲームへの温度が激烈下がっているせいもあるだろうが、やっぱり「話として興味深い」ってことと、「ゲームとして面白い」ってことは別物だと思った。僕が「もう一周やろうかな」と考えているのは、映画や本と同様に「結末やそれに至る過程を知ったうえで見返すと見え方が違って面白い」というだけの話だから。ゲームだとさらに、ゲーム部分の目標や完成形も見えているので、育成方針が立てやすい、とかもある。感じる味は同じだ。

 で、僕という人間が、何を「面白い」と感じるか、この歳になってゲームに向き合ったらやっとわかったことがある。それは、「苦労して練った戦略が通って敵に勝利すること」じゃなくて「苦労していた相手がこちらの理不尽な強さで蹂躙されている状態」なのでした。一旦苦労があって、そのすべてが報われて楽になれる状態をひたすら目指す。クリア直前になって、実際にクリアしたあとにいただけるおまけ要素をもって、ラスボスが紙くずのように見える瞬間がものすごく楽しいのです。てことはもう、下手すると対人どころか対CPU戦ですら、いつかやってくる報いがないゲームというのが、僕にとって不快なものになりえるということでした。一生洞窟で生活したいです。
 このゲームですと、別に隠し要素でもなんでもないですが、最後の方に加入する味方キャラ「フィデス」によって解放される連携技「星天停止」という技の性能が本当にひどくて、コレクション要素は大体これで解決してました。もちろん、ラスボスも隠しボスもこれで解決しました。どんな技かというと「99%の敵に強制ストップ+無属性敵全体攻撃+味方全員ヘイスト」です。これが公式に使えるんだからもうめちゃくちゃです。バグ技だったら使わない選択肢もあるけど、公式だもんなあ。

 このゲームで「自分が楽しいと思えるポイントの幼稚さ」をようやく理解したあとにスト5をプレイすると、「なんだかわからない相手の理不尽な強さ」にひたすら蹂躙され続ける僕、というのがお決まりの構図なわけで、不快な要素しかない。そうならないように必死に考えて結論を出して、たまには勝ったりするけど、楽しさというよりは危険回避の安堵が強くて、終わった後本当に、手足がガタガタと震えているばっかりなのです。そら向かないわ。まだやるけどさ。
 今後のゲームスケジュールですが、FFXV以外にありません。

 改めてこのゲームのシナリオなのですが、コメディリリーフが少なくて、ずっとシリアスなトーンが延々と続くため、正直メリハリはないと思います。が、「悲しみを背負ったキャラクターが、『悲しみを断ち切るために生まれた悲しみ』を背負ったキャラクターによって、最後は救われる」という構造になっていて、エンディングを見た後は泣きました(安い涙)。その程度には、演出が成功していたと思います。エンドロールの曲とかもな。新品で4800円、中古でも2000円台で出ているので、買ってもよい商品だと思います。
 僕は、悲しみに暮れ続ける人が「いつか本当に救われる、という希望」を具現化した話に非常に弱いのです。どのくらい弱いかというと、この文字列を打ち込んでいると泣きそうになるくらい弱いです。疲れてます。

コメント


管理者のみに表示

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。