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ライブライブ!サンシャイン!!2~4話について

 「ラブライブ!サンシャイン!!」を見ておる。
 前作を全くみていないのでわからんが、2、3、4話を見る限りで理解したところは、「スクールアイドル」という学校におけるアイドル活動に、その学園において伝説的なグループ「μ's」というものがあって、そのグループに影響を受けた女の子が、自分たちで活動を開始するというところから始まっておりました。存在に気づいたときすでに1話が終わっていたので、1話は知りません。
 そもそも存在を知った理由に、利用者さんにラブライブの熱狂的ファンがいたので、話題のために見始めたのでした。まあ、あんだけ話題になってる作品なんだから、ちゃんとみて損のない作品なんだろうともともと考えてて、興味はあったのです。ただ、もし手を付けるなら前作の予習もしたいという気持ちがあるんだけど、シリーズ一つ分やら映画版やらを見る気なんか起きない。興味があっても普通の僕なら絶対に手をつけないのですが、今回「利用者さんが進めるから」という、それほど真面目に見なくてもよい理由が発生したために、この2期から見始めたのでした。

 2話を見た感想ですが、とにかく「スクールアイドル」という響きに脳をやられたチカちゃん(主人公)が、作曲要員として目を付けたピアノ女子をめげずにスカウトする、というお話で、チカちゃんが「スクールアイドルに脳をやられる(ことによってチカちゃんを救う)」という1話が(おそらく)あり、2話が同じように「スクールアイドル」という存在が、ピアノ女子の苦しみを昇華させる瞬間に、確かなカタルシスを感じて好感を持ちました。ほとんど病的と言える前向きさ、明るさを持つチカちゃんに対しては、かわいらしさを少しずつ乗り越えて恐ろしさも感じましたけど、『ああこれは、ある一つの趣味を越えた活動によっていろいろな女の子が救われるスポ根なのだ』とその時思いました。
 3話「部活動を開始するためにはライブで学校の講堂を満員にせよ」という理事長命令が下りて、それに向かって頑張る、という話。出てくる連中に心的なブスが存在せず、高いはずのハードルが異様に低く感じられ、実際になんの問題もなく飛び越えてしまうというキャラクター配置や雰囲気づくりの欠陥を感じた。最も問題点なのは、ライブシーンにソツが一切なかったこと。アレンジも歌声もダンスも、曲自体に完成度があるのは、のちのちリアル商品にするためだからやむをえないとはいえ、カラオケ音源が完璧すぎる点が興ざめだったのです。そういうアニメなんだから、なにがしかの形で部活動がスタートするのはわかってるわけで、だからこそ、客十人前後で奥歯噛みながらライブをスタートさせた点はかなり感動ポイントだった。僕としては「人数じゃなく、活動にケミストリーを見た人によって部活動が認められるのか」と思ってみてたのですが、単に告知ミスだったり、わけわからん小娘が前向き発言したりといったことが簡単に大観衆に受け入れられる展開は、そもそも美少女たちがスクールアイドルというものにあこがれて活動すること自体に含まれる「ご都合主義」にご都合主義を上塗りした展開で、わりとひどいと思いました。例えば、同じような「欠陥グループがケミストリーを生む」ストーリーの「リンダリンダリンダ」なんかだと、ラストの演奏のつたなくともケミストリーを生むことへの積み上げをしっかり行っていたし、サイタマノラッパーでも「無様にラップをするしかなくなった男たち」から情熱を浮かせて映像に収めていたわけで、スポ根としてみた場合に『スクールアイドル』という現象自体への描き方が甘いと感じました。まあ、この辺が「前作を見ていない人」の感想なのかもしれません。ラブライブリテラシーが足りないのだろう。
 4話、ルビーちゃんとハナマルちゃん加入回。新キャラの心的問題とその解決を25分で行うてのもなかなか無茶な話で、実際、ルビーちゃんの「人目を気にする性格」については、「ハナマルちゃんそんな面倒くせえ方法じゃなくてぶん殴って成長させてくんないかな」とイライラさせられました。ハナマルちゃんとルビーちゃんの絆も、当然この回で突然描かれたわけだしな。何もかも唐突でわりとどうでもよく感じた。が、ルビーちゃんがご都合主義的展開で成長したあと、ルビーちゃんが成長して獲得した自分の言葉によってハナマルちゃんをアイドルに改めて誘うという展開に、正直感動しました。これはつまりスラムダンクでいうところの「安西先生、バスケがしたいです」が滑り込みセーフだったってことじゃなかろうか。

 正直、こっから必要キャラをずいずいそろえていって活動における壁や成功を収めるには100話くらいないと無理なんじゃないかという詰め込み感を感じるアニメです。でいて、ひどいアニメじゃない。当たり前だ。人気なんだから。でも、多分、前作のほうがもっと面白いアニメだった気がする。オリジナル曲でなくて良かったと思うなあ。一回目のライブはミューズのカバーで良かったんじゃねえか。商売っ気を感じた。
 そもそも楽曲についてですが、この「スクールアイドル」というものにふさわしい曲というのが、典型的美少女アニメ向けの無個性な曲になっている点が違和感です。NHK子供番組に出る子役タレントのような居心地の悪さ。漠然と「アニメのアイドル」なのよね。もちろん、その中でクォリティはあると思うけど、やはりアニメの世界で自然発生したような雰囲気はなく、僕たちの世界でコンセプトありきで生まれた空気が強いと感じるのでした。

 利用者さんには、以上のようなことを話すことはなく、「チカちゃん可愛いっすねえ」くらいしか言わないと思います。多分完結まで見ます。みなさんもラブライブをお楽しみください。

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